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Aerosol box 4.21

​【用途】医療器具(コロナ感染対策)
【設計】DBYM(cc/original designed by Dr. Hsien Yung Lai)
【制作】ミノル化学工業株式会社
【掲載】2020年04月20日 神戸新聞夕刊

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、医療従事者の感染を予防する器具です。気管挿管時のエアロゾル暴露(飛沫などとの接触)を防ぐための"エアロゾルボックス" 。台湾のDr.Hsien Yung Laiが開発し、いち早い世の中への拡散を意図して設計図を公開されました。
 DBYMでは2020年4月上旬より、東京医科大学病院、ミノル化学工業株式会社と協働し、より使いやすい形へとリデザインを重ねながら制作を進め、4.21(2020年4月21日にアップデートしたモデル)が最終型となりました。施術に支障ない範囲でスタッキング可能な形状とし保管時の嵩張りを解消したほか、曲げ加工の併用で入隅の洗浄を容易にし、アクリル樹脂をPET樹脂に変更することで耐衝撃性を高めています。
 この作品はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下に設計図を公開しています。

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